悩みと奮闘する方法。

私たちはみんな悩みます。

自分とは違う考え方の人たちと交わることでの悩み、やりたいことや叶えたいことへの壁、日々の生活のひとつひとつの判断でさえ悩みにつながります。

それはもう仕方のないことなのです。

悩みがあるからどうすればいいか考えるし、次に進む糧にもなります。

ただ、悩みに上手く対応できずにいると、精神的に落ち込んでしまい、そこから中々這い上がれなくなってしまうこともあります。

だから悩みとは闘わないといけないのです。

つまり、悩みと奮闘してうまく対処しなければいけないのです。

悩みと上手く奮闘するためにはどうすればいいのか今回はみていきたいと思います。

 問題(悩み)に焦点を置かない、解決策に焦点を置く。

いったん悩み出すと私たちはマイナスの感情に大きく揺らがされます。

自然なことです。

ただ、マイナスの感情に支配されてしまうとその問題ばかりに目を向けてしまい、どうしようどうしようと混乱してしまいます。

例えば、友人との大切な約束を忘れて相手を怒らせてしまい、「私はなんてことをしてしまったんだ、嫌われたに違いない、私はなんてダメな奴なんだ、もう許してくれないだろう」というような感情に囚われている場合、それは起きてしまったことにばかり目を向けている状況です。

もちろん、反省することは必要ですが、そのことばかりに囚われていては難しい状況を変えることはできません。

その状況を打破するには、どうすればいいのか解決方法を考えようと目線を変えることです。

怒らせてしまったならどうすれば許してもらえるのか、誤解があったならどうすればその誤解を解くことができるのか、など悩みに対する解決法を探る姿勢をとることが大切です。

焦点を解決策に向けることで、マイナスの感情に翻弄されることを極力短くすることができ、あなた自身の気持ちもその状況も良くすることができます。

 不快な気持ちを無視しない、受け入れる。

悩みがあるとき、嫌な気持ちでモヤモヤします。

不快な気持ちはできるだけ避けたいもので、無意識に抑制することもあります。

ただ、自分はどんなときにどんな気持ちになるのかを知ることは、ストレスにうまく対応するためにとても大切なことだと私は思います。

気持ちが良くないから、悩んでいること、そこに問題があることにも気付けます。

嫌な気持ちをありのまま受け止め、自分のことを深く理解することで、今後同じような状況が起きる、または起きそうなときの構え方が変わってきます。

つまり心の準備ができ、冷静に対応しやすくなるのです。

 人格を責めない、行動に責任を感じる。

何かをやらかしてしまったり、何かができなかった時、「私はこういう人間だから」と自分自身の性格を責めることありませんか?

自分の嫌いなところや弱い部分を認め、こういうところが嫌だ、こういうところを直したい、と思うことは当たり前にあることで悪いことではありません。

しかし、悩みの発端になる出来事が起きるたびに自分の人格のせいにすることは、あまり良いことだとは思いません。

性格は生まれ持ったもの、そして成長してきた環境や出逢った人間関係が複雑に絡み合ってつくられます。

それは習慣化され、根本から変えることは難しいと私は思います。

でも、あなたが起こす行動は別です。

あなたがこうしたいと思えばそうすることができます。

自分はこんな人間だから嫌な結果になってしまった、と自分自身を否定してしまうと、これからやろうとすることに対してやる前からマイナスの方向に結論づけてしまうことになります。

結果はわからないのに。

自分には弱い部分はあるけれど、今回できなかったのは事前の準備不足だったからだ、迷惑をかけてしまったのは気配りが足りなかったからだ、などそのひとつひとつの行動に対しての責任をもつことが、あなたの悩みと真剣に向き合うということではないでしょうか。

あなたはあなたという人を認めた上で、それに伴う行動をどう変えれば、悩みと闘えるのか、また解決できるのかを考えてみましょう。

悩みとの闘い方は人それぞれです。

奮闘しても奮闘しても上手くいかない場合は、その方法を振り返り違うやり方を試してみるのもありではないでしょうか。

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